展示会で失敗しない紙コースターの選び方|高級感と短納期を両立するポイント

展示会やイベントのブース。大切なお客様へ飲み物をお出しする際、ふと手元のコースターが結露でふやけていたり、安っぽく見えてしまったりすることに不安を感じたことはありませんか?

「結露でテーブルが濡れてしまう」「ロゴがにじんでブランドイメージを損なう」「そもそも納期に間に合うだろうか」……。こうした悩みは、現場を預かる販促担当者様にとって切実な問題です。

私たちが拠点を置く「日本一の紙のまち」静岡県富士市では、50年にわたり数多くのオリジナル紙製品を送り出してきました。その中で培った、吸水性・耐久性・デザイン性、そして短納期をすべて叶える「失敗しない紙コースターづくり」のノウハウを、余すことなくお伝えします。この記事を読み終える頃には、あなたのブースを彩る最高の1枚を形にする準備が整っているはずです。

  1. 展示会で選ばれるコースターの必須条件
  2. 高級感と実用性を両立する紙種と加工の選び方
  3. 納期遅延・色ブレを防ぐ!短納期発注の鉄則
  4. 現場で慌てない!会場直送と防湿梱包のプロ技術
  5. 高品質×低コストを実現する費用設計と業者選び
  6. まとめ:最高の一枚で展示会を成功させる3ステップ

この記事は、次のような方におすすめです。

  • 展示会やイベント用のコースター仕様や納期で迷っている方
  • オリジナル紙製品を初めて発注する飲食店・企業担当者様
  • ブランドイメージと実用性を両立したい販促担当者様

1. 展示会で選ばれるコースターの必須条件

展示会のブースは、いわば企業の「顔」です。そこで使われる紙コースターには、単なる消耗品以上の役割が求められます。それは、「見た目の格」と「ストレスのない実用性」の両立です。

結露・反り・耐久性……現場で求められる真の性能

紙コースターに求められる性能は、案外あなどれません。展示会会場では、冷たいグラスから伝う結露がテーブルを濡らし、ひどい時には紙がふやけて形が崩れてしまうこともあります。あの瞬間、せっかく用意したコースターがブースの印象を下げてしまうのは非常にもったいないことです。だからこそ、吸水力と耐久性の両立が欠かせません。耐水性を上げすぎれば水が溢れ、吸水性ばかり追えば強度が落ちる。私たちは、絶対に反りにくい厚みと構造、そして手に取った瞬間の質感まで想像して設計することを大切にしています。一枚の紙コースターにも、こうした細やかな配慮を積み重ねることが、お客様に安心感を与える品質へとつながります。

ブースの印象を格上げする加飾の秘訣

高級感を出すには、デザインと加飾(加工)のバランスが不可欠です。ただ派手な装飾を施せばいいわけではありません。紙そのものの質感や厚みに合った加工を選ぶことで、一体感のある仕上がりが生まれます。加飾が浮いてしまうとチープに見えたり、逆にブランドイメージを損なったりすることもあります。大切なのは、実際に見本を手に取り、触感や光沢を確かめること。細部まで妥協せず、「ここまでやって良かった」と思える仕上げにこだわる姿勢が、ブース全体の雰囲気を引き締め、貴社のブランド価値を下支えしてくれるのです。

2. 高級感と実用性を両立する紙種と加工の選び方

どんな紙種や加工を選ぶかで、展示会の印象や現場でのトラブルの有無は大きく変わります。用途に合わせた最適な仕様を見極めるための比較ポイントを整理しました。

吸水紙VSビアマット紙|結露・反りで差がつく比較表

比較項目 吸水紙 ビアマット紙
特徴 繊維が開放的で吸水スピードが速い 適度な硬度があり、平滑性に優れる
メリット 結露を瞬時に吸い取り、テーブルを濡らさない 湿気に強く反りにくい。箔押しが美しく乗る
実用性の落とし穴 大量の水を吸うと端からふやけやすい 撥水ニス等を塗ると吸水性が極端に落ちる

エンボス×箔押しで映える!失敗しない加工テクニック

エンボスと箔押しを組み合わせた時の高級感は格別ですが、紙質との相性には注意が必要です。表面が平滑なビアマット紙は箔の密着が良好ですが、吸水系のボード紙では細かなロゴが剥離しやすいといった特性があります。私たちは現場の基準として、細かなデザインなら0.25mm以上、文字は6pt以上のサイズを推奨しています。ただ豪華に見せるのではなく、伝えたいブランドイメージとの相性まで丁寧に考えて決めることが、最終的な満足度につながります。

【あわせて読みたい:制作可能なコースターの仕様詳細はこちら】

オリジナル紙コースターの制作案内ページ

3. 納期遅延・色ブレを防ぐ!短納期発注の鉄則

展示会は開催日が決まっているため、納期遅延は許されません。短納期でもクオリティを落とさないためには、「段取りの逆算」がすべてです。

“絶対に間に合わせる”発注から納品までの成功フロー

短納期案件を成功させるには、スケジュール管理が命です。まず開催の10日前にはデータを完全にFIXさせること。ここが遅れると、版の作成や抜き加工の工程がすべて後ろ倒しになります。私たちは自社工場での一貫生産体制を活かし、データ確定後すぐに版や抜型の手配を進めます。途中で少しでも不安があれば、現場の職人と直接連携して調整する。この「最後まで油断しない」段取りの積み重ねが、納期厳守という結果を引き寄せます。

データ作成と校正の見極めポイント

入稿データの不備は、短納期案件における最大のタイムロスです。塗り足し3mm、文字の安全域3mmの確保、そして画像解像度は350dpi以上を厳守してください。校正についても、大量ロットや特色を使用する場合は本紙校正でのダブルチェックを推奨しますが、極限まで急ぐ場合はPDF校正と量産前確認を徹底することでリスクを抑えます。「どこまでなら許容できるか」という基準を事前に工場と握っておくことが、あとから慌てないための秘訣です。

4. 現場で慌てない!会場直送と防湿梱包のプロ技術

製品が無事に完成しても、展示会場に正しく届かなければ意味がありません。搬入時のトラブルをゼロにするための工夫をお伝えします。

会場直送を成功させるラベル・時間指定の極意

広い展示会場で荷物を迷子にさせないためには、送り状の書き方が重要です。宛名には必ず「小間番号」を明記し、当日連絡がつく担当者名と搬入日時を抜けなく記載してください。また、現場のスタッフが混乱しないよう、分納する場合は箱ごとに内容物を明記する配慮も必要です。時間指定も、現地の動きを考慮して余裕を持たせておくことで、スムーズなブース設営が可能になります。

湿気・破損から守る!プロ仕様の防湿梱包

紙は湿気を非常に嫌う素材です。特に梅雨時期や急な雨の中での搬入は、梱包が不十分だと製品が波打ってしまうことがあります。私たちはPE袋に乾燥剤を同梱し、さらに二重箱でガードする「防湿梱包」を標準としています。「どうせ大丈夫だろう」という油断を捨て、現場での最悪な状況を想定して一つ一つ丁寧にパッキングする。その手間こそが、お客様の手元に届く瞬間の美しさを守るのです。

5. 高品質×低コストを実現する費用設計と業者選び

「良いものを適正価格で」作るためには、無駄を省きつつポイントを絞った設計が必要です。

コストを抑えて品質を上げるための費用設計術

費用を抑える近道は、業者が保有する既成の抜型を活用することです。これにより抜型代を節約し、納期短縮にもつなげられます。また、箔押しなどの特殊加工も、全面に施すのではなく「ロゴ一点」に絞ることで、コストを抑えつつ視覚的なインパクトを最大化できます。大ロットによる単価低減はもちろん、小ロット4.1円から制作可能なプランを検討するなど、賢い選択肢が数多く存在します。

短納期×高品質を叶える信頼できるベンダーの条件

業者選びで迷った際は、その業者が「自社工場で内製しているか」を確認してください。内製体制であれば、中間マージンが発生しないだけでなく、急なトラブルや納期変更にも柔軟に対応してもらえます。また、過去に展示会用コースターの実績が豊富か、具体的な吸水データや検品体制を提示できるかも重要な判断基準です。「この担当者なら任せられる」と思える誠実なパートナーを見つけることが、最終的なコストパフォーマンスにつながります。

【具体的な費用や納期のご相談はこちら】
展示会コースター・お見積りとお問い合わせ窓口

6. まとめ:最高の一枚で展示会を成功させる3ステップ

展示会用の紙コースター選びは、結露や反りといった機能面から、ブランドを伝えるデザイン、そして確実な搬入まで、多角的な視点が必要です。最後に、事故ゼロで高品質なコースターを実現するためのアクションプランをまとめました。

  1. 優先順位の明確化: 今回の展示会で最も重視するのは「高級感」か「吸水性」か「納期」か。まずは軸を決め、それに適した紙種と加工を書き出しましょう。
  2. チェックリストの作成: 入稿データの数値(3mmルール等)や搬入先情報(小間番号など)をリスト化し、事前にベンダーと共有してミスを防ぎましょう。
  3. 早めの専門相談: 数量や希望納期を伝えた上で、少しでも不安な点は必ず質問してください。信頼できる業者なら、予算内で最適な提案をしてくれるはずです。

準備のひと手間が、当日のお客様からの「このコースター、いいですね」という言葉につながります。私たちも、あなたの展示会が成功するよう、プロの技術で全力でお手伝いさせていただきます。ぜひ、他の記事もご覧いただき、最高の販促ツール作りにお役立てください。