飲食店の営業時間の決め方とは?注目するべきポイントはココ!!


飲食店をオープンさせる際、営業時間で悩むオーナーは珍しくありません。
飲食店の営業時間は提供するものや立地条件などによっても変わってきます。
また、営業時間しだいで店の売り上げが大きく変わってくるでしょう。
そこで、今回は営業時間の決め方のポイントをご紹介します。
立地条件によっては、意外な時間に売り上げが上がることもあるのです。
飲食店をオープンさせたいのだが、営業時間に悩んでいるというオーナーの方はぜひこの記事を読んで参考にしてくださいね。

  1. 飲食店の営業時間とは?
  2. 長時間営業のメリットとデメリット
  3. 営業時間の決め方
  4. 定休日の決め方
  5. おわりに

1.飲食店の営業時間とは?

最近は、24時間営業の飲食店も珍しくありません。
しかし、個人経営の店では難しいでしょう。
だからこそ、営業時間の設定が売り上げを大きく左右することもあるのです。
通常、飲食店の営業時間は提供する飲食物の種類によって決めます。
たとえば、飲み物と軽食がメインならば、朝から夕方まで。
コース料理やお酒とおつまみがメインの場合は夕方以降に顧客が入りやすいでしょう。
しかし、立地条件によっては意外な時間に顧客の需要があるケースも珍しくありません。
たとえば、24時間稼働している工場が密集している地域では、朝から店を開けている居酒屋があります。
また、繁華街では夜遅くまでオープンしている喫茶店がたくさんあるのです。
つまり、「うちは軽食がメインの店だから、昼間の営業に力を入れよう」などと決めつけてはいけません。
店をオープンする場所の人の流れをまずはよく観察しましょう。

2.長時間営業のメリットとデメリット

店によっては、朝から夜遅くまで休憩をはさみながら営業しているところもあります。
長時間営業のメリットは、顧客を獲得しやすいところです。
「ほかの店は閉まっている時間でも、あの店ならば開いている」ということが広く知られれば、顧客は増えていくでしょう。
また、売り上げがそれほど上がらない時間があったとしても、そのほかの営業時間でカバーできます。
しかし、その一方ですべての営業時間で同じメニューを提供するというわけにはいきませんので、オーナーの負担は大きくなるでしょう。
また、いくら工夫しても、食材のロスは出やすくなります。
さらに、毎日長時間働かなければならないため、体の負担も無視できません。
ですから、安易に長時間営業をしない方がよいでしょう。
常に人通りがとぎれない場所に店をオープンする予定で、スタッフがたくさん確保できた場合にだけ選択肢のひとつとして考えた方がよいですね。

3.営業時間の決め方

では、実際に営業時間を決める場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか?
この項では、営業時間を決めるポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

3-1.ライバル店を観察する

よほど郊外でない限り、オープン予定の場所の近くにはライバル店もあるでしょう。
その様子をまずは観察しましょう。
何時ごろに顧客の入りのピークがやってくるのかが分かるだけでも、大いに参考になるでしょう。
ただし、ライバル店と全く同じ営業時間にすればよいか、というとこれも難しい問題です。
たとえば、ライバル店の方が古くから営業していて常連客がついている場合は、なかなか顧客が増えないかもしれません。
ですから、営業時間やメニューの差別化をはかるなど工夫が必要です。

3-2.人の流れを観察する

競合店と同時に、店の前の人通りを観察しましょう。
何時ごろにどのような人が通るのかをよく調べてください。
たとえば、うどんやそばの店はランチタイムに売り上げのピークがきやすいでしょう。
しかし、通勤や通学する人が店の前をたくさん通るという場合は、朝に営業をしても利益が見込めます。
逆に、周囲が居酒屋やバーが多い繁華街の場合は、夜間に営業しても一定の集客が見込めるでしょう。
また、オフィス街や商店街に店をオープンさせる場合は、そこで働いている人たちの昼食時間にも注目してください。
オフィス街の場合は、全社一斉にランチタイムを取るところが多いでしょう。
しかし、商店街の場合は、店を閉めるわけにはいきませんから従業員が交代でお昼を取るところが多いです。
ですから、ランチタイムを長めに取った方が売り上げはアップする可能性があります。

3-3.人件費と光熱費を計算する

飲食店を経営するには材料費のほかに、家賃や人件費、光熱費がかかります。
家賃は営業時間を長くするほどお得になるでしょう。
しかし、人件費や光熱費はその逆です。
特に、夜遅く営業する場合は、自給をアップしないと人が集まらないということもあります。
ですから、人件費と光熱費を抑えたい場合は最も顧客が集まりやすい時間だけ集中して営業した方が、利益が出るということもあるでしょう。そのあたりは、まず営業してみてから徐々に調節していくという方法もあります。

4.定休日の決め方

では最後に、定休日の決め方をご紹介しましょう。
実は、営業時間以上に決めにくいのが、この定休日なのです。

4-1.立地条件で決める

オフィス街に店をオープンさせる予定で売り上げのピークをランチタイムに設定した場合、土日はほとんど売り上げが望めないでしょう。
しかし、連休にすると売り上げが厳しいという場合は、どこかにもうひとつ売り上げのピークを持ってくる必要があります。
たとえば、土曜日は家族連れをターゲットにしてランチメニューを変えてもよいでしょう。
また、夜間に一定の人通りがある場合は、夜にアルコールと軽食を出しても売り上げが見込めます。
また、商店街などで店の定休日が横並びの場合は、それに合わせてもよいでしょう。

4-2.しばらく営業をしてみて決める

チェーン店でもない限り、年中無休で営業するのはオーナーの体がもちません。
最低でも週に1回は休みを取りましょう。
しかし、駅前などいつも一定の人通りがあるという場合は、定休日が決められないという方もいると思います。
そこで、一定期間だけ無休で営業してみて、売り上げを日ごとに比較してみましょう。
そうすれば、売り上げがあまり上がらない日が見えてきます。
そこを定休日にすればよいのです。
また、ライバル店がある場合は、その店の定休日と合わせないようにしましょう。
特に、提供する飲食物が似たようなものの場合、ライバル店の定休日は自分のお店の味を知ってもらう格好のチャンスです。
より顧客を呼び込めるようにサービスデイにしてもよいでしょう。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は飲食店の営業時間の決め方などをご紹介しました。
商業施設に入っている店舗の場合は、営業時間はどうしても決まってきます。
ですから、メニューやサービスで差をつけるしかありません。
一方、営業時間を自由に決められる場所の場合は、営業時間の決め方しだいで売り上げが大きく変化することもあるでしょう。
ですから、安易に決めないように、時間をかけて考えてください。
また、ライバル店が多い場合は、あえて営業時間をずらすという方法もあります。
ほかの店が閉まっている時間に、1軒だけ開いている店というのは、重宝されやすいもの。
人通りを観察して「採算が取れる」と判断した場合は、チャレンジしてみるのもよいでしょう。
また、大学など長期休みがある施設の付近は時間帯だけでなく、時期によっても顧客の入りが変わります。
ですから、可能ならば、人通りが最も少ない時期にも調査をしてみましょう。
 


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