飲食店におけるコースターの役割は? オリジナル製作の方法とポイントも解説

「飲食店でコースターはどのような役割を発揮するのか」「オリジナルを製作する場合はどうすればいいのか」など、飲食店のコースター製作で悩んでいる方は多いでしょう。

飲食を提供する店舗では、コースターが大いに活躍します。ただコースターを使うだけでなく、飲食店のPRや宣伝にも効果的です。

本記事では、飲食店におけるコースターの役割やオリジナル製作のポイントなどを解説します。

  1. コースターの基本的な役割と重要性
  2. ブランディングとプロモーションにおけるコースターの利用
  3. 効果的なコースターデザインのポイント
  4. マスプロックのコースター印刷サービス

この記事を読むことで、効果的なコースターデザインのポイントや活用方法なども分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.コースターの基本的な役割と重要性

まずは、コースターの基本的な役割と、その重要性をチェックしましょう。

テーブルを傷や汚れから守るため

コースターの一般的な役割は、テーブルを衝撃による傷や汚れから守るためです。飲食店のテーブルには、さまざまなお皿やグラスなどが並べられます。グラスを持ったり置いたりすることでテーブルに衝撃を与え、傷や汚れがつく可能性があるでしょう。しかし、コースターを利用すれば、テーブルに与える衝撃を抑えることができます。特に、傷つきやすい素材でできているテーブルは、少しの衝撃で傷つけてしまう恐れがあるため、傷や汚れからテーブルを守るためにもコースターを活用してください。

グラスの水滴を吸収するため

コースターは、グラスについている水滴を吸収するという役割もあります。冷たい飲み物は外気との温度差によって、グラスの表面に水滴がついてしまうでしょう。水滴がついたままのグラスは非常にすべりやすく、手にとった瞬間すべり落ちてしまうことがあります。また、グラスを置いていたテーブルが、いつの間にか水浸しになってしまうので注意が必要です。そこで、コースターを利用すれば、水滴についたグラスを吸収してくれるため、テーブルが水浸しになる心配もありません。

テーブルを彩るため

飲食店におけるコースターは、テーブルに彩りを与えたり、雰囲気づくりのアイテムになったりするなどインテリアとしての役割も担っています。たとえば、パーティーや結婚式場などでは、その場にふさわしいデザインのコースターが活用されているでしょう。飲食店もお店のテーマに合ったコースターを利用することで、顧客の心がつかめるというわけです。雰囲気がいい飲食店は、何度でも足を運びたくなります。

飲食店の印象を高めるため

飲み物を頼むと、コースターと一緒に提供される飲食店が多く存在しています。逆に、コースターがなく、グラスだけ提供されるとお客さまはどのような気持ちになるのでしょうか。グラスに水滴がついているのにもかかわらず、コースターがないとグラスがつかみづらくなったり、テーブルに置くたびにすべったりと楽しく飲食できない状態となります。その結果、飲食店に対する印象も悪くなってしまうでしょう。コースターも用意してくれる飲食店は、気づかいができていると好印象を持たれ、集客率アップにつながります。

飲食店の宣伝効果にも役立つ

コースターは実用的なメリットだけでなく、飲食店の宣伝やアピールとしても活用できるアイテムです。近年は、企業の周年記念や集会の手土産として、オリジナルコースターを配布するところも増えてきています。前述したように、コースターはインテリアとしての役割も担っているため、記念品としてのコースターを飾ることも可能です。飲食店の名前やロゴを入れて製作すれば、よい宣伝にもなります。

2.ブランディングとプロモーションにおけるコースターの利用

ここでは、ブランディングとプロモーションにおけるコースターの活用方法を解説します。

ブランディングとしてのコースター

前述したように、コースターは企業のブランディングツールとしても大いに役立つアイテムです。飲食店においては、飲み物をオーダーされたお客さまにコースターを提供することになります。飲み物とコースターはセットになっているため、飲み物を頼んだり、グラスをつかんで置いたりするたびにコースターが自然と目に入るでしょう。特に、デザインがオシャレなコースターは、頭の中に強いインパクトを残します。他店との差別化を図るためにも、オリジナルコースターを活用してみてはいかがでしょうか。

記念として持ち帰る人も

最近は、InstagramなどのSNSを介して、飲食店が注目されるケースが増えてきています。オシャレなデザインのコースターと一緒に写真を撮ると、その飲食店を訪れた記念になるでしょう。そして、コースターも記念品の1つとして、持ち帰る人もいます。木星やラバー製のコースターは持ち帰りができませんが、紙製であればその場で使わずに持ち帰ることができるでしょう。オリジナルデザインでこだわりのあるコースターは、お客さまも記念に持ち帰り、家に飾りたくなります。

イベントのプロモーションツールとして

飲食店におけるコースターは、イベント出店などのプロモーションツールとしてもおすすめです。新型コロナウイルス感染症の影響によってイベントは自粛されていましたが、最近は緩和され、さまざまな場所で飲食関係のイベントが開催されています。出店時に、飲食物を購入されたお客さまに対してオリジナルコースターを配布すれば、実際にお店のほうにも足を運んでくれるでしょう。食べたものは忘れていても、コースターを見ればお店のことを思い出してくれる可能性はあります。コースターは視覚的効果も発揮できるプロモーションツールです。

コースターを用いたブランディング成功事例

ここで、実際にオリジナルコースターを用いて成功したブランディング事例をいくつか紹介します。

アドビシステムズのアイコンコースター

Photoshopなどの編集ソフトを手がけるアドビシステムズは、買い換えを促すプロモーションとしてオリジナルコースターを活用しました。オフィスのデスクに置いてもらえることを想定した、ソフトウェアのアイコンがデザインされたコースターです。顧客が日ごろから活用しているソフトウェアのアイコンをデザインに反映したことで、コースター自体に興味を抱いた人をユーザーにする施策が行われています。

コラボカフェの販促プロモーション

さまざまなアニメやゲームとのコラボカフェを実施している企業では、コラボカフェの販促プロモーションとして購入者限定のコースターを活用しています。たとえば、該当する飲食店で1,000円以上飲食された方に対して、1枚の限定イラストを用いたコースターを配布するなどです。作品やキャラクターが大好きな方にとっては、限定イラストのコースターは手に入れたいでしょう。コラボカフェならではのコースターを用いた販促プロモーションといえます。

3.効果的なコースターデザインのポイント

ここでは、効果的なコースターデザインのポイントを解説します。

飲食店の名前やロゴを入れる

オリジナル性を出すためにも、飲食店の名前やロゴを入れるのがおすすめです。このコースターがどの飲食店のものなのか、名前やロゴを入れておけば明確になります。よりプロモーションや宣伝に効果的なデザインにしようと派手にしがちですが、ロゴや名前をワンポイント入れるだけでもオシャレに仕上がるでしょう。少し物足りなさを感じる場合は、オリジナルのキャラクターイラストを反映させる方法もあります。

適度な遊び心を取り入れる

人目を引きつけるコースターは、適度な遊び心が入っているデザインとなっています。遊び心を感じられるデザインは、強いインパクトを残すものです。たとえば、紙製コースターの裏面にメッセージスペースを設ければ、飲食店のスタッフからお客さまに向けてメッセージを送ることができます。また、最近では、コースターにホームページへとつながるQRコードを印刷する飲食店も増えてきました。QRコードをスマホで読み取るだけで、簡単にお店の情報やメニュー画面が現れるという仕組みです。

製作目的を明確にする

より効果的なコースターを製作したい方は、製作目的をハッキリとさせることが重要です。飲食店におけるコースターは、飲食物を頼んだ際に提供されることが多いでしょう。その飲食店の雰囲気に合っているかどうか、提供する飲食物に適しているデザインかどうかを吟味する必要があります。イベントの出店時にオリジナルコースターを配布する場合は、そのイベントならではのオリジナルデザインにするといいでしょう。日付を入れるだけでも、そのイベントに参加したという特別感が生まれます。

変形コースターを活用する

一般的なコースターの形状は丸型・角丸型となっていますが、製作業者の中には変形コースターの製作を受け付けているところがあります。変形コースターとは、普通の形状とは異なる形状・サイズのコースターです。たとえば、お盆型・りんご型・だるま型・ブック型・六角型・扇型・窓型などがあります。コースターの形を一風変わったものにするだけでも、お客さまにインパクトを与えることができるでしょう。また、和食を提供している飲食店はお盆型のコースターにするなど、飲食店の雰囲気に合わせたコースターが選択できます。

4.マスプロックのコースター印刷サービス

ここでは、マスプロックのコースター印刷サービスを紹介します。

創業50年、顧客層数1,000社以上の実績

マスプロックは、静岡県富士市という紙の街で創業以来50年の実績を誇っています。顧客層数は1,000社以上で、これまでさまざまな種類の紙製コースターを製作してきました。製作可能なコースターは、通常タイプから小ロット対応、変形コースターまで多種多様です。これまでの実績と経験を踏まえた上で、お客さまの要望に合ったデザインやプランを提案しています。特に、飲食店におけるコースターではお店のPRにも力を入れているところが多いので、4色フルカラーで訴求力のあるコースターの製作が可能です。

地の利を生かしたスピード納品と低コスト

オリジナルコースターを製作する場合、いくらぐらいかかるのか気になっている方は多いでしょう。マスプロックでは、地の利を生かしたスピード納品と低コストでの製作が実現できます。原材料の調達から製品化・印刷まで、一貫して地元での作業にこだわりを持っているからです。地元対応により輸送コストや在庫負担を抑え、製品の低価格化を実現しています。仕入れや輸送にかかる時間的ロスもほとんどないので、短期間での納品が可能です。

品質重視の吸水性に優れたコースター

製作業者の中には、コースターとしての役割を発揮していない品質で製作する悪質な業者が存在しています。マスプロックはデザインだけでなく、職人のこだわりと最先端技術を融合した品質重視のコースターが特徴です。本来の役割である吸水性を1番に考えて作られているため、飲食店で大活躍できるでしょう。また、新しい技術の導入も積極的に行っています。20年前からデジタル印刷を導入しており、地域の同業会社の中で最も早くDTPやCTPを取り入れました。オンデマンド印刷といった最先端の技術と職人のこだわりを融合させているので、最高のコースターが製作できます。

納品までの大まかな流れ

マスプロックでオリジナルコースターを製作する際の、大まかな流れを紹介します。

  1. ホームページから無料相談・お問い合わせをする
  2. デザイン・仕様・費用について具体的に伝える
  3. 見積もりの内容を確認後、正式に発注する
  4. デザインのデータをイラストレーターで製作し、メールで送る
  5. デザインと数量の確認後、製作開始
  6. 宅配便または来社時に直接商品を受け取る

なお、自分でデザインデータが作成できない場合は、ラフ書きや使用するロゴ・イラストなどを用意していただければ、マスプロックでデザインを作成します。

まとめ

いかがでしたか? 飲食店におけるコースターは、テーブルを衝撃や汚れから守り、グラスの水滴を吸収する役割を担っています。飲食店のロゴや名前、オリジナルイラストをデザインに反映できれば、宣伝やアピール効果にもつながるでしょう。デザインによっては、より多くの人を引き付けることができます。紙製のオリジナル製作を行っているマスプロックでは、機能性抜群のコースター製作が可能です。飲食店のオリジナルコースター製作でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。