イベントの成功はオリジナルコースターが決め手になる?理由や事例を解説

イベントの開催に合せ、オリジナルのグッズをノベルティとして配布するケースは珍しくありません。

その際、最も多く利用されるのが、コースターです。イベントのノベルティグッズといえば、コースターといったイメージを持っている方も多いでしょう。イベントによっては、ノベルティグッズ、つまりコースターの有無や完成度によって成功するかどうかが決まるものもあります。

今回は、イベント用コースターの概要や重要性、他のグッズと比べた場合の優位性、成功事例や注文プロセスを紹介しましょう。

  1. イベント用コースターの概要や重要性
  2. イベント用コースターはデザインが大切
  3. イベント用コースターの素材は何がおすすめ?
  4. イベント用にオリジナルコースターを作るプロセス
  5. イベント用コースターの成功事例
  6. イベント用のコースターに関するよくある質問

1.イベント用コースターの概要や重要性

はじめに、イベント用コースターの概要とイベントにおける重要性などを紹介します。なぜ、イベントを実施する際にノベルティにコースターが選ばれやすいのでしょうか?

1-1.イベント用コースターとは会場限定のノベルティ

イベント用コースターとは、イベントに来場した方、もしくはイベントに参加した方のみに配られる会場限定のノベルティです。
紙製のコースターで、会場限定のイラストやデザインが描かれるのが多いでしょう。もちろん、非売品でありイベントを逃すと手に入りません。そのため、コレクション性と希少性を併せ持つアイテムとして、高い集客効果を発揮します。

1-2.イベントのノベルティとしてコースターが選ばれやすい理由

コースターが配られるイベントは、「コラボカフェ」と呼ばれる飲食系のものがほとんどです。たとえば、アニメやドラマのコラボカフェの場合、キャラクターやストーリーに合ったフードやドリンクを提供します。その際、1注文につき1枚ノベルティとして、コースターを提供するケースが一般的です。コースターならば、飲食物と一緒に提供しやすいアイテムのうえ、実用性もあります。

1-3.コースターをノベルティとして配る重要性とメリット

コラボカフェのメニューは、一般的なレストランやカフェと比べるとどうしても高めになります。それでも、ファンは足を運んでくれますが、フードやドリンクだけでは集客力に乏しい場合もあるでしょう。そんなとき、「オリジナルイラストやデザインのコースター」が集客力の要となります。好きなキャラクターのオリジナルコースターを手に入れるためならば、多少遠方でも足を運ぶ方は珍しくありません。さらに、コースターは同じ形で複数の絵柄やデザインが作れるので、ランダム配布が可能です。ドリンクやフードの1オーダーに付き、1枚ランダムにコースターを配布するシステムならば、売り上げアップにも効果があります。

1-4.コースターはお手頃価格で作れる

イベントで配布するノベルティは数が必要です。また、配りやすく、かさばらず、運搬しやすいものであることも重要でしょう。さらに、1つあたりの単価が高すぎれば、数が作れません。コースターは全ての条件を満たす貴重なアイテムなのです。また、幅広い世代に配れるのもメリットといえます。

2.イベント用コースターはデザインが大切

ただし、イベント用にコースターを作れば集客率が必ず上がる、とは限りません。別のグッズにも使われているイラストやデザインならば、わざわざ足を運ぼうとは思わないでしょう。したがって、オリジナリティが重要です。一例としては、キャラクターの衣装を変える、ご当地の名物を持たせる、ご当地キャラとのツーショットをデザインする、などがあります。大切なのは以下の2点です。

  • このイベントでないと手に入らないデザインや絵柄
  • 飾っておきたくなるすてきなデザインや絵柄

この2点を満たしていれば、コースターは強力な集客グッズとなるでしょう。

3.イベント用コースターの素材は何がおすすめ?

ここでは、イベント用に配布するコースターの素材について解説します。どのような素材が適しているのでしょうか?

3-1.一番のおすすめは紙

イベント用コースターの素材として、最も適した素材は紙です。紙のコースターのメリットは単価が安いこと、豊富なデザインが可能なことが挙げられます。紙ならば、10種類のコースターを各1000枚ずつ作っても、数万円代で作成できるでしょう。また、保管や配布も簡単です。

3-2.他の素材はグッズとして販売する選択もある

コースターの素材は、紙のほか、コルク・木・ラバー・布・珪藻土などがあります。どの素材もオリジナルコースターを作るなら、1個数十円~数百円と紙のコースターよりも原価が高めです。その一方で、高級感があり、インテリアとして飾っておくならば紙製以外のコースターのほうが適しています。そのため、紙製コースターをノベルティとして作成し、同じデザインのコースターを布や珪藻土でも作ってグッズとして販売してもいいでしょう。デザインが優れているならば、売り上げが望めます。

4.イベント用にオリジナルコースターを作るプロセス

ここでは、イベント用にオリジナルコースターを作るプロセスを紹介します。初めてオリジナルコースターを作りたいと検討している方は、参考にしてください。

4-1.業者選び

まずは、以下のポイントで業者を選びましょう。

  • 予算内でコースターが作れるか
  • 納期があっているか
  • 欲しい枚数を作ってくれるか
  • 希望するデザインで作ってくれるか

コースターを作ってくれる業者はたくさんありますが、皆、納期、最低受注枚数、デザインの種類などが異なります。まずはいつまでに、どのようなデザインのコースターを何枚必要か明確にして、業者をピックアップすると選択しやすいでしょう。

4-2.デザインを決める

業者が決まったらデザインを決めましょう。以下のようなポイントを守るとうまくいきやすいです。

  • キャラクターや番組の方向性に合っているか(極端にキャラを崩さない)
  • どのキャラクターも平等に扱っているか(複数キャラをコースターにする場合、服装などに差をつけない)
  • 誰かが傷つくようなデザインではないか(女性キャラクターの場合は、露出に注意する)
  • 著作権を侵害していないか(コラボで他のキャラに絡ませる場合は注意する)

4-3.発注する

デザインが決まり、業者との確認が終ったら発注しましょう。特殊な色や形の場合は、一度見本を作ってもらい、微調整を加えるといいでしょう。また、発注の際に、追加生産は可能か、その場合の費用はいくらかなど、確認しておくと追加注文もスムーズです。

5.イベント用コースターの成功事例

イベント用コースターの成功事例としては、コラボカフェが挙げられます。特に、現在開催中の「ビバ~マツケンサンバIIワールドカフェ~オレ!」は、渋谷での開催が満員御礼になったことに加え、大阪や名古屋への巡回も決定しました。このカフェは、俳優、松平健さんが歌うマツケンサンバの世界観をコンセプトとしたカフェであり、工夫を凝らしたメニューが各種用意されていおり、グッズも豊富です。コースターは12種類用意され、ドリンク、フードを1品注文するごとにランダムで1枚配布されます。SNSなどでは、コースターの交換希望の書き込みが多数見受けられることから、コレクション性があり、コースター目当てにカフェに足を運んだ方も多いといえるでしょう。コースターはデザインが豊富で、俳優松平健さんのファンでも集めたくなるデザインです。

6.イベント用のコースターに関するよくある質問

ここでは、イベント用のコースターに関するよくある質問を紹介します。

Q.イベント用コースターの発注は何枚くらいから可能ですか?
A.業者によって異なりますが、当社では1,000枚単位から注文できます。

Q.同じ紙製でも複数の種類があるのでしょうか?
A.当社では、紙の厚みを0.5mm~2mmで選択できます。厚いほど高級感が増して見えるでしょう。

Q.イベント用コースターはカラーでも作れますか?
A.はい。当社は4色までのカラーが可能です。

Q.イベント用コースターは丸以外にどんな形がありますか?
A.スクエア型などがありますが、丸形がスタンダードです。

Q.文字だけのコースターも作れますか?
A.はい。可能です。

まとめ

イベント用のコースターは、それ目当てに足を運ぶ人がいるほど人気のノベルティグッズです。特に、コラボカフェなど飲食系のイベントを行なう場合、ぜひ制作を検討してみましょう。コレクション性の高いコースターならば、リピーターの増加にもつながります。マスプロックスでは、お客様のご要望に合せてオリジナルコースターを1,000枚単位で注文が可能です。ぜひ一度ご相談ください。