結婚式のコースター製作の方法とは? オリジナル製作のコツについて

一生に一度の結婚式は、出席者全員が幸せな気持ちになれる空間にしたいですよね。新郎新婦にとっては、どうすればステキなおもてなしができるのか、考えなければなりません。そんなときに、プリギフトやおもてなしの心として人気を集めているアイテムがあります。それは、オリジナルコースターです。オリジナリティーあふれるコースターは、結婚式の思い出となり、持ち帰って自宅で使うことができるでしょう。そこで、本記事では、結婚式のコースターの特徴や製作ポイント・オーダー方法などについて詳しく説明します。

  1. 結婚式のコースターについて
  2. 結婚式のコースターの製作について
  3. 結婚式のコースターのオーダー方法
  4. 結婚式のコースターにかんしてよくある質問

この記事を読むことで、理想的な結婚式のコースターをつくるためのポイントを知ることができます。オリジナル製作を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1.結婚式のコースターについて

コップなどの食器の下に敷くものをコースターといいます。コースターはさまざまな場面で活躍しますが、結婚式でも大活躍するアイテムです。結婚式で使うコースターとは、一体どのようなものなのでしょうか。海外のウエディングで見かけるものや手作り・最近の傾向などについて詳しく説明します。

1-1.結婚式でのコースターとは

結婚式でのコースターは、実用性よりもデザイン性やオリジナル性を重視しています。結婚式という1年に1度の大切な場面に、思い出の品として大活躍するアイテムといえるでしょう。そもそも、コースターはテーブルが汚れないように、グラスの下に敷くものです。結婚式でのコースターは実際に使うこともありますが、思い出として持ち帰ることになるでしょう。非常におしゃれなデザインが多く見られます。

1-2.海外のウエディングで見かけるもの

海外では、工夫を凝らしている結婚式のコースターをよく見かけます。日本では、まだ馴染(なじ)んでいないようですが、おしゃれなオーダーメイドウエディングとして人気沸騰中です。海外のウエディングサイトでは、新郎新婦の名前が記載されている、かわいいデザインのコースターがアップされています。夫婦のオリジナルがあふれているオーダーメイドが大きなポイントです。

1-3.手作りウエディングのおすすめアイテム

家族や友人にお披露目(ひろめ)する大切な日、結婚式は人生の大舞台です。だからこそ、手作りで思い出に残るアイテムをつくりたい気持ちが強くあるでしょう。そんなときこそ、記念にオリジナルコースターをつくってみてください。挨拶状や席札と統一すれば、さらに手作り感が増してゲストを楽しませることができます。オリジナルコースターを実際にテーブルで使用するものだけでなく、プチギフトとしてもおすすめです。

1-4.最近の傾向

最近では、結婚式のコースターのデザインを夫婦が考えるケースをよく見かけます。新郎新婦でデザインを考えた手書き風のイラストは、2人にとっても大切な思い出になるでしょう。また、今流行しているウェルカムボードのイラストを、そのままコースターにも反映させているカップルもいます。さらには、メッセージが記載できるように、裏面にメッセージ欄やあて名を設けることも可能です。さまざまなデザインにできる、とても自由度の高いアイテムといえるでしょう。

2.結婚式のコースターの製作について

理想的なコースターを製作するためにも、オリジナルのメリットやデザイン・色、印刷、製作のポイントを把握しておきましょう。

2-1.オリジナルのメリット

オリジナルの大きなメリットは、この世で1つしかないものを自分たちの手でつくることです。ほかのどこにもない、自分たちだけのコースターが作成できます。デザインがかぶることはありませんし、結婚式のコースターを記念品として飾ることも可能です。コースターを見るたびに、結婚式の思い出がよみがえり、夫婦のコミュニケーションも増えるでしょう。もしかすると、夫婦としての初めての共同作業になるかもしれませんね。

2-2.形について

コースターの形といえば、丸型を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。丸型以外にも、四角型・変形型があります。それぞれの特徴についてチェックしてください。

2-2-1.丸型

一般的なコースターは丸型です。シンプルな形であり、とてもやわらかい印象を受けます。カップにもグラスにも、さまざまな種類のコップを置くことができるでしょう。丸型の基本的なサイズは、直径90mmです。

2-2-2.四角型

丸型よりもクールな印象を受ける四角型は、角が丸くなっているタイプをよく見かけます。標準サイズは90mm×90mmになるでしょう。丸型と同じく、四角型もコースターの一般的な形です。

2-2-3.変形型

丸型・四角型とは一風変わった形が、変形型と呼ばれるものです。たとえば、結婚式のコースターでは、ハート型やスター型が挙げられます。ほかにも、六角形やりんご型・おむすび型・だるま型など多種多様です。猫が大好きなカップルは、猫の形をしたコースターを作成していました。

2-3.デザインについて

オリジナルコースターを製作する際は、ほとんどが最初に形を決めます。そして、次に決めなければならないのがデザインです。自由にデザインができるのは、オリジナルのメリットといえるでしょう。立体・ロゴ・写真にわけて詳しく説明します。

2-3-1.立体

一般的に、オリジナルコースターの厚さは0.5mm~2.0mmとなっています。コースターの表面は平らになっていますが、立体にすることも可能です。製作業者によっては、型押し・箔(はく)押し・浮き出しの対応ができるところもあります。浮き出しを利用すれば、立体感を生み出すことができるのです。記念となる結婚式の日にちや新郎新婦の名前を浮き出してみてはいかがでしょうか。

2-3-2.ロゴ

某有名コーヒー店に行くと、象徴となるロゴが入っているコースターをよく見かけます。ロゴマークは人の記憶に残りやすいものです。結婚式でも、作成したオリジナルのロゴを入れているコースターがあります。たとえば、新郎新婦の頭文字を組み合わせたロゴマークなど、自分たちで自由にデザインを考えてみてください。2人だけのロゴマークは、まさに結婚式にふさわしいものです。

2-3-3.写真

新郎新婦が写っている写真などを、そのままコースターに反映させることもできます。「顔写真が恥ずかしい」という方でも、2人の後ろ姿や手をつないでいる様子などを使えば、おしゃれなウエディングアイテムになるでしょう。

2-4.印刷・色について

コースターにデザインを反映させるためには、印刷が必要です。印刷方法は製作業者によって異なりますが、基本はオフセット印刷となります。オフセット印刷は、印刷イメージがつくられている版と紙が直接触れません。版につけられたインクが、ゴムブランケットなどの中間転写体に転写した後、紙などの非印刷体に印刷します。依頼前に、どのような印刷方法になるのか確認しましょう。また、色は同時に使用できる数が決められているため、こちらも確認が必要です。たとえば、「マスプロック」の場合は、無地・1色~4色となっています。

2-5.製作のポイント

結婚式に使うオリジナルコースターのポイントは、用途とデザインです。結婚式のコースターでも、実際に使用するのか、プチギフトにするのか、メッセージを記載するのかによって目的が変わります。何のためにコースターをつくるのか、相手と話し合ってみてください。用途が明確になれば、デザインもある程度決まりやすくなります。

3.結婚式のコースターのオーダー方法

イメージ通りのコースターがつくれるかどうかは、製作業者の腕にかかっています。完成度の高いコースターをつくるためにも、オーダー方法をチェックしておきましょう。

3-1.業者選びのポイント

どの製作業者に依頼しようか悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。

  • 無料相談・無料見積もりを受けつけている
  • 製作数が豊富で実績がある
  • スピード納品・低コストで製作できる
  • 品質のいいコースターができる
  • 製品づくりのアドバイスを行っている
  • アフターサービスが充実している

マスプロック」は、データを無期限で保存しています。そのため、「コースターで製作したデザインをテーブルマットに……」というケースも、すぐに製作可能です。デザインの相談も受けつけているので、ぜひ1度相談してみてはいかがでしょうか。

3-2.依頼方法・準備

まずは、無料見積もりを依頼してください。無料見積もりを行っている業者は、見積書に納得できない場合でもキャンセルできます。キャンセル料はもちろん必要はありません。見積もりの依頼は、ホームページや電話・FAXなどでできます。ただし、依頼する前に、ある程度のデザインや製作の数量をきちんと決めておきましょう。事前に準備しておいたほうが、スムーズに製作できます。

3-3.製作の流れ

オリジナル製作の主な流れは以下のとおりです。

  1. 無料相談・無料見積もり
  2. 見積もりの確認後、デザインデータを送付する
  3. 最終的なデザイン決定・製作に入る
  4. 宅配便または直接店舗にて納品

具体的な流れにかんしては、業者によって変わるので確認してください。デザインを決める打ち合わせ時に、きちんと要望や条件などを伝えることが大切です。

3-4.ロット数について

業者によって、受注可能な数(ロット数)が決まっています。たとえば、「マスプロック」の場合は、50枚から注文を受けつけているのです。業者の中には、1,000枚~と大ロット数からだけの受注となっている場合があります。依頼前に、ホームページなどでロット数を確認しておきましょう。

3-5.料金相場

コースターの場合は、1枚あたり4円~が相場となっています。「マスプロック」の場合は、1枚あたり3.5円から製作可能です。枚数が多くなるほど単価は安くなります。ただし、色の数が増えるほど単価は高くなるため、使用する数と枚数をきちんと明確にしておいてください。また、業者を選ぶ際は、料金体系がハッキリしているかどうかも要チェックです。

3-6.注意点

最初から1社だけにしぼってしまうと、悪徳業者に引っかかりやすくなります。悪徳業者は、見積もり内容に不備が多く、適当に対応をする傾向が見られるのです。悪徳業者に引っかからないためにも、複数の業者を比較してください。比較することで、低コストで製作できる業者が選べます。

4.結婚式のコースターにかんしてよくある質問

結婚式のコースターにかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。

4-1.新郎新婦への贈りものとしても最適か?

結婚式のコースターは、友人同士や親せきで製作することもできます。新郎新婦への贈りものとしても選ばれているアイテムです。たとえば、新郎新婦の似顔絵入りのコースターを贈ると喜ばれます。思い出の品になるでしょう。

4-2.立体型ペーパーコースター(BUMP)とは?

立体型のコースターの中には、BUMPと呼ばれるものがあります。BUMPは、ペーパーコースターを2枚構造にしたものです。そのため、3Dアートのような遊び心のあるコースターが完成します。「マスプロック」では、BUMPの製作もできるため、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

4-3.どのくらいで完成するのか?

ロット数やデザインによっても異なりますが、およそ10日~2週間で納品できます。急ぎの場合は、電話で業者に相談してください。メールやFAXよりも電話のほうがスムーズに製作をすすめることができます。

4-4.デザインデータの作成はどうすべきか?

デザインの原稿データは、基本的に“イラストレータ”で作成することになるでしょう。イラストレータの容量が大きい場合は、大容量ファイル無料転送サービス(宅ファイルなど)や、各種メディアに保存して郵送する方法となります。

4-5.製作例が知りたい

「マスプロック」のホームページでは、さまざまな種類のコースター製作例を掲載しています。実際のデザインを見ることで、具体的なイメージができるようになるでしょう。ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか? 結婚式のコースターは、海外ではおしゃれなウエディングアイテムとして人気があります。近年は、日本でも工夫を凝らしているコースターが結婚式で活躍しているのです。新郎新婦の名前や結婚記念日・ロゴマーク・似顔絵イラストなど、デザインの自由度は高く、自分たちの好きなようにできます。また、新郎新婦への贈りものとしても最適です。おしゃれかつ喜ばれるコースターを製作するためにも、ポイントや業者選びのコツを把握しておかなければなりません。きちんと知識を習得しておけば、スムーズにオリジナルコースターが製作できます。