ホテル・旅館の客室コースター選びで差がつく「おもてなし」|素材別の特徴とオリジナル製作の価値
客室のドアを開け、荷物を置いたお客様が最初にすること。それは、冷蔵庫から冷たいミネラルウォーターを取り出したり、湯沸かしポットでお茶を淹れたりして、ほっと一息つくことではないでしょうか。
その至福の瞬間に、グラスや湯呑みの下で静かに役割を果たすのが「コースター」です。
普段は何気なく使われているこの小さなアイテムですが、実はホテルや旅館の「清潔感」と「おもてなしの質」を決定づける重要な役割を担っています。
近年、感染症対策や衛生意識の高まりから、コースターの素材選びに変化が起きています。かつては高級感を求めて布製や樹脂製を選ぶ施設もありましたが、現在は「吸水性」「衛生面」「コストパフォーマンス」のすべてを満たす『高品質な紙コースター』へと回帰する動きが加速しているのです。
しかし、一口に紙コースターと言っても、ペラペラの薄いものから、厚みがあり高級感のあるものまで千差万別です。選び方を間違えると、安っぽい印象を与えてしまったり、テーブルが水浸しになったりするリスクもあります。
この記事では、ホテル・旅館の客室用コースターとして「なぜ今、紙素材が選ばれているのか」を徹底解説します。素材ごとの比較、厚みの選び方、そしてブランド価値を高めるオリジナル製作のポイントまで、導入担当者が知っておくべき全知識を網羅しました。
- ホテル・旅館のコースターに求められる「3つの絶対条件」
- 徹底比較|紙・コルク・樹脂・布、どれがベスト?
- なぜ「紙」なのか?衛生管理と吸水性の真実
- 「安っぽい」とは言わせない。厚みとデザインの選び方
- コースターは「持ち帰れる広告」である
- 紙の街・富士市から届ける「マスプロック」の品質
- まとめ
この記事は次のような方におすすめです
- 客室の衛生管理を強化し、お客様に安心感を与えたい施設担当者様
- 水滴によるテーブルの輪ジミや、コースターの貼り付きに悩んでいる方
- 低コストで高級感のあるオリジナルコースターを作りたい方
1.ホテル・旅館のコースターに求められる「3つの絶対条件」
家庭で使うコースターと、宿泊施設で使うコースターは、求められる機能が全く異なります。不特定多数のお客様が利用するプロの現場では、以下の3つの条件をクリアしなければなりません。
① 圧倒的な「吸水力」で家具を守る
客室のライティングデスクやサイドテーブルは、木製や突板仕上げなど、水気に弱い素材が多く使われています。冷たい飲み物を置いたときに発生する「結露」は、放置すると木材に染み込み、白い「輪ジミ」となって家具を劣化させます。
コースターの第一の使命は、この水滴を瞬時に吸収し、テーブルまで通さないことです。「水を弾く」素材ではなく、「水を吸う」素材でなければ、家具を守ることはできません。
② 疑いの余地がない「清潔感」
お客様は、前の宿泊客が使ったものを再利用することに敏感になっています。「このコースター、ちゃんと消毒されているのかな?」という不安を抱かせてしまった時点で、おもてなしは失敗です。
「新品であること」が一目でわかる使い捨て(ワンウェイ)タイプは、お客様に無条件の安心感を提供します。
③ 空間に馴染む「デザイン性」
機能性だけでは不十分です。客室のインテリア、照明、湯呑みやグラスの雰囲気に合ったデザインでなければなりません。
和風旅館なら和紙の風合い、シティホテルならシックなロゴ入りなど、コースターは空間のアクセントとして機能します。
2.徹底比較|紙・コルク・樹脂・布、どれがベスト?
コースターには様々な素材があります。それぞれのメリット・デメリットを整理し、なぜホテル業界で「紙」が見直されているのかを紐解きます。
| 素材 | 吸水性 | 衛生面 | コスト | 特徴・課題 |
|---|---|---|---|---|
| 紙 | ◎ | ◎(使い捨て) | ◎(安い) | 吸水性抜群。毎回新品を提供できるため衛生的。厚みを選べば高級感も出せる。 |
| コルク | ◯ | △ | △ | ナチュラルだが、コーヒー等のシミが残ると洗えない。カビが発生しやすい。 |
| 樹脂・アクリル | ✕ | ◯(洗浄可) | ✕(高い) | 水を吸わないため、表面に水たまりができ、グラスを持ち上げると水滴が落ちる。 |
| 布 | ◯ | △(洗濯要) | △ | 洗濯の手間がかかる。生乾き臭のリスクがある。 |
樹脂・アクリル製の弱点
一見スタイリッシュな樹脂やアクリル製ですが、最大の弱点は「水を吸わない」ことです。結露した水滴がコースターの上に溜まり、グラスを持ち上げた拍子に水滴が衣装に落ちたり、グラスの底がコースターに密着して一緒に持ち上がってしまったり(張り付き現象)と、お客様にストレスを与えることがあります。
布・コルク製の弱点
繰り返し使える素材は、エコに見えてメンテナンスコストがかかります。布は洗濯・プレスの手間がかかり、コルクは一度シミがつくと落ちません。「汚れたら捨てる」となると、単価が高いためコスト圧迫要因になります。
3.なぜ「紙」なのか?衛生管理と吸水性の真実
上記の比較から、ホテル・旅館の客室において「紙コースター」が最適解とされる理由は明確です。
① 最高レベルの吸水性能
本来、コースターの役割は「水を吸うこと」です。専用のコースター原紙を使用した紙コースターは、驚くほどの吸水スピードを持っています。
冷たいビールや氷を入れたグラスから滴る大量の結露も、瞬時に吸い取り、内部に留めます。これにより、テーブルを濡らすことなく、お客様の服を汚す心配もありません。「マスプロック」のコースターは、特にこの吸水性を第一に考えて製造されています。
② 「ワンウェイ(使い捨て)」という価値
以前は「使い捨て=安っぽい」というイメージがありましたが、現在は逆です。「使い捨て=誰の手にも触れていない清潔なもの」という価値観が定着しています。
客室清掃のたびに新しいコースターがセットされていることは、アメニティの封が切られていないのと同様に、お客様への無言の「衛生証明」となります。
③ オペレーションの効率化
清掃スタッフにとっても、紙コースターはメリットがあります。汚れていれば捨てて新しいものを置くだけ。回収して、洗って、乾かして、検品して…という手間が一切ありません。人手不足が深刻な宿泊業界において、この効率化は無視できません。
4.「安っぽい」とは言わせない。厚みとデザインの選び方
「でも、紙だとペラペラして安っぽくない?」
そう心配される方もいるでしょう。確かに、ファーストフード店にあるような薄い紙では、ホテルの客室には不釣り合いです。しかし、紙コースターには「厚み」のランクがあります。
ホテルの格を決める「厚み」の選択
マスプロックでは、主に3種類の厚みを用意しています。
- 0.5mm厚: コスト重視。カジュアルなホテルや、回転の速いカフェ向け。
- 1.0mm厚: 一般的な厚さ。しっかりとした手触りがあり、吸水性も十分。ビジネスホテルやスタンダードな客室に最適。
- 2.0mm厚: 高級仕様。手に取った瞬間に「おっ」と思わせる重厚感があります。吸水量は段違いで、長時間使用しても波打ちにくいのが特徴。ラグジュアリーホテルや旅館の特別室におすすめです。
厚みのある紙コースターを選べば、決して安っぽく見えることはありません。むしろ、上質な紙の質感は、和紙のような温かみや、活版印刷のような風合いを醸し出し、空間の質を高めてくれます。
形状で遊ぶ
丸型や角型(四角)が一般的ですが、角を丸くした「角丸」や、花型、オリジナルの形状に変形させることも可能です。形状を変えるだけで、既製品にはないオリジナリティが生まれます。
5.コースターは「持ち帰れる広告」である
紙コースターのもう一つの大きなメリットは、「持ち帰りが容易」であることです。
耐久性のある高いコースターは備品として管理されますが、紙コースターは消耗品。デザインが素敵であれば、お客様は旅の思い出として持ち帰ります。
自宅で思い出してもらうスイッチ
持ち帰られたコースターが、お客様の自宅のテーブルで使われるシーンを想像してください。「この宿、良かったよね」「また行きたいね」という会話のきっかけになります。
ロゴ、宿の全景イラスト、QRコードなどを印刷しておくことで、それは単なるコースターから「最も身近な広告塔」へと変わります。
季節ごとの演出も低コストで
単価が安い(1枚数円〜)ため、季節ごとにデザインを変えることも容易です。
春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪景色。リピーターのお客様にとっても、「今回はどんなデザインだろう?」という楽しみが生まれます。樹脂製や布製では、このような柔軟な運用はコスト的に不可能です。
6.紙の街・富士市から届ける「マスプロック」の品質
もし、品質の良いオリジナル紙コースターをお探しなら、私たち「マスプロック」にお任せください。
私たちは、日本一の紙の街・静岡県富士市に拠点を置く、紙製品製造のプロフェッショナルです。
① 原料から印刷まで「地元一貫生産」
マスプロックの強みは、紙の仕入れから製造、印刷、加工までをすべて富士市内の地元ネットワークで完結させている点です。これにより、輸送コストや中間マージンを極限までカット。「高品質な国産コースター」を、驚きの低価格で提供することを実現しています。
② 吸水性へのこだわり
私たちは製版会社からスタートした職人気質の会社です。デザインの美しさはもちろんですが、コースターの本質である「吸水性」にとことんこだわっています。
水分を逃さない吸収速度、水滴を含んでもボロボロになりにくい耐久性。ぜひ、他社の製品と比べてみてください。グラスを持ち上げた時にコースターがくっついてくるあの不快な現象も、弊社の高品質コースターなら最小限に抑えられます。
③ 小ロットから大量発注まで対応
「全客室分の数万枚が欲しい」という大規模ホテル様から、「ラウンジだけで使う数千枚が欲しい」という旅館様まで、柔軟に対応いたします。
また、リピート注文の際はデータを無期限で保存しているため、電話一本で前回と同じものをお届け可能です。
④ 豊富なラインナップ
コースターだけでなく、同じデザインで統一した「紙ナプキン」「紙おしぼり(おてふき)」「テーブルマット」の製作も可能です。
客室だけでなく、レストランやバー、朝食会場のテーブルコーディネートをトータルでサポートいたします。
7.まとめ
ホテル・旅館の客室用コースター選びにおいて、重要なのは「見栄え」だけではありません。
- 家具を守る吸水力: 紙素材が最も優れている。
- お客様への安心感: 使い捨てができる紙が最も衛生的。
- コストと運用: 管理の手間がなく、単価が安い紙が合理的。
- ブランディング: 持ち帰りが可能で、季節変更も容易。
「紙」は決して妥協の選択ではありません。機能美と衛生面を突き詰めた結果の、プロの選択です。
静岡県富士市の高品質な紙を使った、おもてなしの心が伝わるオリジナルコースター。
サンプル請求やお見積りは無料です。まずはマスプロックまでお気軽にご相談ください。
