紙コースターのノベルティを製作するメリットや業者選びのコツは?

「紙コースターをノベルティにするとどんなメリットがあるの?」など、紙コースターのノベルティ製作で悩んでいる方は多いでしょう。ノベルティは無料で配布するものなのでできるだけ費用をかけたくない気持ちがあると思います。また、費用対効果を大いに期待したいところです。

本記事では、紙コースターをノベルティにするメリットや製作のコツなどについて解説します。

  1. ノベルティとして紙コースターを製作するメリット
  2. どんなデザインの紙コースターがおすすめ?
  3. 紙コースターの製作を依頼する方法とポイント
  4. 紙コースターのノベルティに関してよくある質問

この記事を読むことで、理想どおりの紙コースターを製作するポイントが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.ノベルティとして紙コースターを製作するメリット

最初に、ノベルティとして紙コースターを製作するメリットを紹介します。

1-1.低費用でオリジナルが製作できる

ノベルティとしての紙コースターは、低費用でオリジナル製作ができると評判になっています。販促目的で配るノベルティは企業が自社や商品の宣伝を目的として無料配布するものです。商品を購入してくれた際にノベルティを配布したり、記念日に無料配布したりすることが多いでしょう。だからこそ、できるだけ低費用で製作したいと思っている方が多いと思いますが、紙コースターはほかの素材よりも低費用で製作できます。ノベルティには最適なアイテムと言えるでしょう。

1-2.実用的でオシャレな紙コースター

低費用で製作できるだけでなく、紙コースターは実用的でオシャレというメリットがあります。そもそも、コースターはグラスの水滴を受け止めてテーブルやカウンターをぬらさない・傷がつかないようにするためのものです。ほとんどの紙コースターは厚紙でできているため、吸水性が抜群で耐久性にも優れています。また、軽いので持ち運びにも便利です。さらに、持ち帰りたくなるような存在感のあるデザインにすることもできます。オシャレなデザインの紙コースターをコレクションしている方も多く、ポストカードのように壁に飾ることもできるのです。

1-3.宣伝ツールとしての効果が高い

紙コースターは宣伝ツールとしての効果も抜群です。うちわ・クリアファイル・メモ帳・ボックスティッシュなどさまざまなノベルティがありますが、紙コースターは実用性を兼ね備えた宣伝ツールと言えます。たとえば、紙コースターに店舗や企業のロゴ・マークを入れるだけでも宣伝の役割を果たすことができるでしょう。店舗や企業の周年記念に新しいデザインを入れたり、新メニューの告知を入れたりすることもできます。印刷しやすい紙だからこそ、オリジナルのこだわりを感じることができるノベルティです。

1-4.衛生面にも配慮できる

前述したように、紙コースターはイメージアップのこだわりが出しやすい素材ですが、衛生面にも配慮できるのが大きなメリットです。紙製は使い捨てしやすい特徴があるため、汚れたらすぐに捨てることができます。衛生面を大切にしている飲食店では、重宝するアイテムと言えるでしょう。常にキレイなコースターを出すことができると同時に宣伝効果が期待でき、洗う時間や手間が省けるのも紙製ならではの大きなメリットとなります。

2.どんなデザインの紙コースターがおすすめ?

では、どんなデザインの紙コースターにすればいいのでしょうか。おすすめのデザイン案をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2-1.企業や店舗の名前やロゴを入れる

オリジナルの紙コースターで定番になっているデザインは、企業や店舗の名前やロゴを入れることです。宣伝目的のためにノベルティを作る場合は、社名・商品ブランドのロゴなどを入れるのが1番効果が発揮できるでしょう。カフェやバーなどに行くと、そこで出される紙コースターには必ず店舗の名前やロゴが入っているはずです。企業のイメージキャラクターなどが入れば、キャラクターのイラストを印刷するのもいいでしょう。できるだけ他社と差別化できるデザインであるほど人目を引き寄せることができるのでおすすめです。

2-2.遊び心がある工夫をすればなお良し

アピールできるデザインとともに、遊び心がある工夫をすればなお印象を強めることができます。たとえば、紙コースターの裏面にメッセージスペースを設けるなどです。メッセージスペースを作ることで、店主からの一言を添えることができます。初めて訪れたバーで店主からのメッセージが添えられていたら、とても喜ばれること間違いありません。店主や企業のこだわりが感じられる紙コースターほど、宣伝効果が期待できます。

2-3.お気に入りの写真も印刷できる

お気に入りの写真をそのまま紙コースターに印刷することもできます。たとえば、記念品として贈り物にしたり、特別なイベントのパーティーに使ったりするときなど、記念写真を印刷した紙コースターを使うことができるのです。写真入りの記念品は、受け取る側にとっても特別なものになるでしょう。紙コースターを見るたびに、その日に起きたことや記念すべき日を思い出すこともできます。企業の販促品としてはもちろんのこと、学校での記念品などさまざまな用途で使うことができるでしょう。

2-4.変形コースターを使ってインパクトを強める

一般的な紙コースターは、角丸形や丸形ですがインパクトを強めるために変形コースターを使う方法もあります。変形コースターは菊型・りんご型・お盆型・おむすび型・三角丸型・だるま型・太鼓型・ブック型などさまざまです。使用用途や店舗のジャンルなどによって自由に変形コースターを選び作ることができます。通常の形とは違う形状を使うことで、人目を引き寄せることができるのはもちろん、インテリア感覚として飾ることもできるのでおすすめです。

2-5.オリジナル性を高めるなら自分で描くデザインがおすすめ

紙コースターをオリジナルで作るなら、ほかにはないデザインにしたいと思います。オリジナル性を高めるなら、自分でデザインを描くのがおすすめです。紙コースターをノベルティにする目的がハッキリしていれば、その目的に見合ったデザインを描くことができるでしょう。自分でイラストが描けない場合は、ラフ画でも構いません。製作業者の中には、ラフ画であれば紙コースターに反映できるイラストに仕上げてくれるところがあります。

3.紙コースターの製作を依頼する方法とポイント

ここでは、紙コースターの製作を依頼する方法とポイントを解説します。

3-1.製作実績のある業者に依頼する

オリジナルの紙コースターは、製作業者に依頼することになります。ノベルティやオリジナル製作を行っている業者がたくさんあるので、どの業者を選べばいいのか悩んでしまう方が多いでしょう。悩んだときは、製作業者の実績を確認してください。ホームページ等に製作事例が掲載されているか、受注している品の種類が多いか、具体的な形状やサイズなどが記載されているかチェックするといいですよ。具体的な内容がホームページに記載されたり、分かりやすく説明してくれたりする業者ほど実績があるので安心して依頼できます。

3-2.デザインのアドバイスをしてくれるか

理想の紙コースターを作るためには、製作実績があるのはもちろんのこと、デザインに関するアドバイスをしてくれるかも要チェックです。製作実績がある業者は、さまざまなノベルティやオリジナルを製作しているので目的や使用用途に合ったデザインを提案してくれるでしょう。たとえば、オリジナルコースターの製作を行っているマスプロックでは、ラフ書きのイメージでも具体的なデザインに構成していき、打ち合わせで最終的なデザインを固めていきます。無料相談や無料見積もりも行っているのでぜひ1度ご相談ください。

3-3.製作業者との打ち合わせが重要ポイント

オリジナル製作のトラブルでよくあるのが、理想と出来上がりの差です。「イメージとは違った」「もっとキレイな色になっていると思った」など、理想と出来上がりに大きな差を感じるケースが増えています。差を極力なくすためには、製作業者との打ち合わせが重要なポイントです。理想と仕上がりに差が生まれるのは、打ち合わせが足りていなかったのが大きな原因となります。すべて業者任せにしてしまいがちですが、どのようなデザインにしたいのか、どんな色にするのかなど重要な項目は絶対に共有してください。また、分からないところや疑問点があれば、すぐに業者に尋ねることが大切です。

3-4.印刷方法と料金を必ずチェックする

スムーズに理想の紙コースターを作るためには、印刷方法と料金を必ずチェックすることが大切です。印刷方法によって仕上がりが大きく変わります。主な印刷方法としてはオフセット印刷となりますが、ほかにも型押し・浮き出し・箔(はく)押しなどがあるのです。他社よりも差別化したい場合は、特徴的でオリジナリティにあふれた印刷方法を採用するといいでしょう。また、印刷方法と併せて使用できる色の数にも注目してください。さらに、料金体系や追加料金・オプションにも注意してチェックしましょう。特に、デザインを考えてもらったり、箔押しなどを使ったりすると追加料金がかかる可能性があります。

4.紙コースターのノベルティに関してよくある質問

紙コースターのノベルティに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.紙コースターをノベルティとして活用するコツは?

A.商品を購入してくれた人に無料で配るだけでなく、さまざまな使い方によって宣伝ツールの効果を高めることができます。たとえば、レジ前にショップカードの代わりに置くなどです。レジ前は人目を引き寄せやすい場所でもあるため、宣伝ツールとしての効果がさらにアップします。また、珍しいデザインにすれば手に取って持ち帰る方も増えるでしょう。さらに、街中でチラシ代わりに配布するのも注目を集めるポイントの1つです。

Q.デザインを決める際の注意点は?

A.人目を引き寄せるために、あれもこれもと詰め込みすぎてしまうことがあります。いろいろな情報を詰め込んでしまうと情報過多になりすぎて必要な情報が埋もれてしまうので気をつけてください。消費者が知りたい情報をきちんと盛り込んでいるか、店から離れても宣伝ツールの役割を果たしてくれるのか客観的にデザインをチェックすることが大切です。

Q.製作を依頼する際に注目すべきポイントは?

A.ロット数に注目してください。ロット数とは、業者が受注可能な枚数を表しているため、ロット数が5,000枚~になっている場合は5,000枚以下の注文ができません。できるだけ、小ロット数から受けつけている業者を選ぶのがポイントとなります。また、材質が厚紙になっているかどうかも要チェックです。厚紙は吸水性と耐久性に優れているので、長く宣伝効果が発揮できます。

Q.どのようにデータを送ればいいのか?

A.業者によって異なりますが、マスプロックの場合はイラストレーターで原稿データを作成しメールで送る方法となります。ただし、中には原稿データが重すぎてメールでは送れないケースがあるでしょう。容量が大きい場合は、大容量ファイル無料転送サービスを利用したり、CDやDVDなどの保存メディアを活用したりするといいですよ。

Q.製作の大まかな流れは?

A.業者によって異なりますが、主な流れは以下のとおりです。

  1. ホームページまたはメールから無料相談・お問い合わせをする
  2. 無料見積もりを依頼し、具体的に要望を伝える
  3. 最終見積もりに納得しだい、原稿を用意しメールで送る
  4. 製作開始→納品

紙コースターの場合は、だいたい受注後から10日で納品できますが、枚数や形状によってはもっとかかる可能性もあります。

まとめ

紙コースターは、自分の好きなデザインにしたり、お店のロゴやイラストを入れたりするなど、さまざまな方法が可能です。お店のロゴを入れることで比較的費用が安い紙コースターで宣伝効果が期待できます。ただし、理想のデザインにするためには、慎重に信頼できる業者を選ぶことが大切なポイントです。いくつか製作業者を比較して、イメージどおりの紙コースターが作れるか確認してください。製作ポイントを把握すれば、理想の紙コースターを作ることができるでしょう。