ナプキンの正しいテーブルマナーは? スマートに振る舞うコツを伝授!

「レストランで食事する際、ナプキンの使い方がよく分からなくて困る」「ナプキンの使い方がテーブルマナーに違反していないか気になる」とお考えではありませんか? ナプキンの正しい使い方を知らなかったために恥をかくのは避けたいですよね。せっかくのおいしい食事も、ナプキンのテーブルマナーが一つで台無しになることもあります。
そこで今回は、ナプキンのテーブルマナーについて詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、ナプキンのテーブルマナーで注意するべきことがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.ナプキンの主な役割は?
最初に、ナプキンの主な役割について見ていきましょう。
1-1.服に汚れが付着するのを防ぐ
ナプキンを使用すると、服に汚れが付着するのを防ぐことができます。特に、汚れやすいのがひざ上です。ひざ上にナプキンを置くことで、万が一食事をこぼしても服を汚さずに済みます。ナプキンがあれば、スープや汁気の多い料理、ワインなどの飲みものが出ても安心です。
1-2.汚れた口元をぬぐう
ナプキンの役割には、食事で汚れた口元をぬぐうこともあります。食事をすると、口の周りが汚れてしまうものです。汚れたまま食事を続けるのは、マナー違反にもなるでしょう。しかし、ナプキンがあれば口元をそっとぬぐうことができます。スマートにぬぐうことができれば、一緒に食事をしている人にも、失礼がありません。
1-3.テーブルを華やかに演出する
ナプキンには、テーブルを華やかに演出する役割もあります。テーブルクロスや花・食器類とコーディネートすることで、さまざまな雰囲気を楽しむことが可能です。かしこまった雰囲気にしたい場合は布ナプキンがおすすめですが、カジュアルで気取らない雰囲気にしたい場合は紙ナプキンでもいいでしょう。
2.ナプキンのテーブルマナー:食事中
食事中のナプキンのテーブルマナーを詳しくご紹介します。
2-1.料理が運ばれる前に置く
ナプキンを置くタイミングは、料理が運ばれる前です。ただし、着席した途端にナプキンをひざ上に置くのは早すぎます。メニューが決まりオーダーが済み、数分程度経過したころがベストタイミングです。ナイフやフォークと共にナプキンが運ばれてきた場合は、ナイフやフォークを取り出す前に、ナプキンをひざ上に置きましょう。
2-2.ハンカチやティッシュを使用しない
ナプキンが用意されている席では、ハンカチやティッシュを使用しないでください。ナプキンを使わないことは、ナプキンに不具合が汚れがあるといい見合いに取られることがあります。手持ちのハンカチやティッシュを使ったほうがお店の負担が少なくなるのでは、と考えるのは間違いです。
2-3.口元の汚れを適宜ぬぐう
食事中に口元が汚れたら、ナプキンの内側で適宜ぬぐいましょう。口元の汚れをぬぐうことで、次の食事の味を分かりやすくなるだけでなく、飲みものを飲んだときにグラスを汚さずに済みます。ただし、ゴシゴシとこするのはマナー違反です。ナプキンを2つ折りにした内側で、そっとぬぐってください。なるべく、ほかの人からぬぐっている部分が見えないようにすることがコツです。使用後は、ナプキンを折って汚れた部分を隠してください。
3.ナプキンのテーブルマナー:離席時
ナプキンのテーブルマナーで離席するときの注意点を詳しく見ていきましょう。
3-1.軽くたたんで座席の上に置く
離席するときは、ナプキンを軽くたたんで座席の上に置きましょう。中座の意味になり、食事中でも片付けられずに済みます。きちんとたたむ必要はありませんが、戻ってきてから再度使うことを考え、シワにならないようにしてください。
3-2.使用した部分が中になるように折る
離席時にナプキンを置くときは、汚れた部分が表側に出ないように気を付けましょう。汚れた部分を中に折ることで、汚れが座席に付着することを防ぐことができます。また、表側から見えないので、ほかの人に不快な気分を与えません。
3-3.テーブルの上に置くのはマナー違反
ナプキンを、離籍時にテーブルの上に置くのはマナー違反です。自分の席だから、分かりやすくていいのではと考えても、使いかけのナプキンをテーブルに置くのは不衛生になります。また、次の食事が運ばれてくるときに、邪魔になることもあるでしょう。すぐに戻る予定でも、テーブルの上にナプキンを置くのはやめてください。
4.ナプキンのテーブルマナー:食後
ナプキンを使用するときは、食後までテーブルマナーを意識するようにしましょう。
4-1.きちんとたたまないこと
食後のナプキンは、きちんとたたまないようにしてくだい。きちんとたたんでしまうと、料理がおいしくなかったという意味になるからです。食後のナプキンは、端同士がややずれるように軽くたたんでテーブルの上に置いてください。なお、ぐちゃぐちゃに丸めたりテーブル以外の場所に置いたりするのはやめましょう。
4-2.食後に気を付けたいマナー違反は?
食後に以下のようなことをするのはマナー違反になります。
- ナプキンでテーブルの汚れや水分を拭き取る
- ナプキンで顔を拭いたり鼻をかんだりする
また、ナプキンを折り紙のように使うことも避けてください。感謝の心を伝えたつもりでも、片付ける人の手間を増やすだけです。
5.ナプキンのテーブルマナーに関するQ&A
最後に、ナプキンのテーブルマナーに関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.食事中にナプキンを落としてしまったらどうする?
A.軽く手を挙げてお店の人に知らせ、新しいナプキンと交換してもらいましょう。自分で拾うのはマナー違反になるのでやめてください。
Q.使用中に汚れたナプキンを交換してもらうことはできる?
A.ナプキンがひどく汚れてしまった場合は、お店の人に交換してもらうことが可能です。汚れたまま使用するのでは、ナプキン本来の役目が果たしにくいので、早めに交換してもらいましょう。
Q.紙ナプキンは何枚使っても構わない?
A.小型の紙ナプキンで自由に使えるようになていても、必要最低限の枚数にとどめましょう。特に必要がないにもかかわらず、大量に手に取るのはいけません。また、一度取った紙ナプキンを元に戻すのもやめましょう。
Q.紙ナプキンも布ナプキンと同様のテーブルマナーが必要?
A.紙ナプキンは、布ナプキンほど厳密なテーブルマナーを求められないことが多いでしょう。ただし、使用後のナプキンをまとめておく、汚れを見えないようにするなどの配慮は必要です。
Q.オリジナルのナプキンを製作したいときはどうする?
A.信頼できる印刷業者に相談して、アドバイスを受けることをおすすめします。業者選びのポイントは、以下を参考にしてください。
- ナプキン製作の実績が豊富
- デザインセンスがよく親身になってアドバイスしてくれる
- 高品質な仕上がりで定評がある
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 小ロットから製作可能
- なるべく早く仕上げてくれる
- スタッフが親切で顧客からの評判がいい
なお、当マスプロックでも、オリジナルのナプキン製作をお受けしています。カジュアルな小型タイプだけでなく、大判のディナー用ナプキンもご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、ナプキンのテーブルマナーについて詳しく解説しました。食後中・離席時・食後、それぞれで気を付けるべきポイントを押さえることが必要です。ナプキンのテーブルマナーを心得ていれば、どんなに格式高いレストランで食事することになっても慌てずに済みます。料理をおいしくいただき、一緒にいる人に不快な思いをさせないためにも、ナプキンのテーブルマナーをきちんと学んでおきましょう。