ポスター印刷について知りたい人必見! 大判印刷の知識5つのポイント


商品の宣伝やイベントの告知など、情報を伝えるために欠くことができないのがポスターです。日常生活の中でも、街角・公共施設・ショッピングモール・お店・駅などいたる所でポスターを見かけます。けれども、いざ自分でポスターを作るとなると、いろいろと迷ってしまうものです。世間にはさまざまな種類のポスターが出回っているのでどのようなデザインにしていいのか決めかねてしまいますよね。そこで、ここではポスターの製作や印刷についてご説明しましょう。

  1. ポスターについて
  2. ポスターの印刷・製作について
  3. ポスター印刷の前に決めておくこと
  4. ポスターの印刷業者選びのポイント
  5. ポスター印刷〜よくある質問〜

この記事を読むことにより、どのようなポスターを作ればいいのか、ポスター製作の流れやポイント、デザインのコツなどがいろいろとわかるでしょう。ぜひ、お役立てください。

1.ポスターについて

ポスター印刷を依頼する前に「そもそもポスターとは何か」という基礎知識を学びましょう。

1-1.ポスターとは

ポスター(poster)とは、ひとくちでいえば「屋内外を問わず壁面や柱などに貼る広告・宣伝媒体」のことです。ポスターのデザインは、背景に写真・イラスト・絵画・コラージュなどを用い、タイトルやキャッチコピー、メッセージなどのロゴや文章を配置します。

ポスターは、屋外用と屋内用では使用する素材が異なり、種類やサイズもバリエーションがあるのです。ポスターを製作するときには、デザインだけではなく「どのような目的でどこに貼るか」なども考えることが大切になります。

1-2.どんな場合に必要か

街を歩いていると、さまざまな種類のポスターが目に付きます。ポスターは、どのような場合に製作するのでしょうか。代表的な種類をご紹介しましょう。

1-2-1.宣伝や告知のためのポスター

街中や施設内、駅など日常で1番多く見かけるのが宣伝や告知などのポスターでしょう。大きさやデザインも豊富です。以下のような種類があります。

  • 企業やお店などの商品の宣伝
  • 企業やお店などのキャンペーン(セールやポイントアップ、会員募集など)
  • 交通機関や旅行代理店などの「旅行・観光」のPR
  • 映画や舞台、ライブやコンサートなどの告知
  • 書籍・雑誌・CD・DVDなどの発売告知
  • テレビ番組などのPR
  • スポーツやお祭りなどのイベント告知
  • 美術館や博物館などの展示の告知

1-2-2.啓発(けいはつ)ポスター

政府機関や自治体、民間団体などが実施している、「◯◯週間」「◯◯の日」などを啓発(けいはつ)するポスターです。また、病気などの予防注射期間や検査機関の告知や、公共機関でのマナー向上、犯罪防止などのポスターも含まれます。

1-2-3.研究発表ポスター

「ポスター発表」「ポスターセッション」などと呼ぶ研究発表のポスターで、主に学会などで用います。参加者が自由に見て回れるように、会場に多数のポスターを貼るのです。

1-2-4.募集ポスター

イベントへの参加や、省庁での人材募集、企業やお店などの求人広告などがあります。

1-2-5.選挙ポスター

国会議員・地方公共団体の長(ちょう)・議員などの選挙に用いるポスターです。候補者の写真と名前、政党名などを記載します。選挙ポスターには、デザインなど内容の制限はありません。サイズは「42センチ×30センチ」(A3のコピー用紙のサイズ)が基本になっています。

1-2-6.インテリア用ポスター

芸能人やアーティスト、アニメやイラスト、風景や動物の写真など部屋にインテリア小物として飾るためのポスターです。さまざまなデザインやサイズがあります。

1-3.最近の傾向

昔は、ポスターの役目は人目を引くデザインで情報を広く皆に認知してもらうことでした。けれども、現在ではテレビ・ラジオ・新聞・雑誌はもちろんのこと、インターネットで国内外のさまざまな情報を入手できます。それでも、ポスターという広告宣伝ツールの重要性は衰えません。最近は、ポスターの役割が変化しているのです。

以前、ポスターはわかりやすく情報を詰め込んだデザインが主流でした。しかしながら、現代では「これは何だろう?」と思わず足を止めてしまうような、アートなデザインやレイアウトも注目されています。まずは、インパクトのあるデザインで目を引き興味を持ってもらい、「詳しい情報はインターネットで検索」へと導くという手法も用いられるようになったのです。そのために、直接商品をPRしたデザインではなくても、大きな反響を呼ぶこともあります。昔と比較すると、ポスターはより自由に、より大きな可能性をもたらすツールとなったのです。

2.ポスターの印刷・製作について

ポスターの製作を考えている人にとって、気になるのは具体的な印刷についての内容でしょう。そこで、ここではポスターを依頼する前に「知っておきたいポスター印刷の基礎知識」をご紹介します。

2-1.ポスターの魅力とメリット

ポスターにはさまざまな魅力やメリットがあります。

  • ビラやチラシよりもサイズが大きいので目立つ
  • ビラやチラシは、直接手渡した人にしか読んでもらえないが、大きなポスターは多くの人の目に留まる
  • ポスターを見て「より詳しい情報を知りたい」と消費者の検索意欲をかきたてることができる
  • テレビのCM料金や雑誌の広告料金よりも安い
  • 思い立ったらすぐに作れる
  • イラストレーターやフォトショップなどのソフトがあれば自分でデザインできる

2-2.印刷について

ポスターのデザインは、パソコンとデザインソフトがあれば自分で作ることができます。しかしながら、印刷は個人ではできないので印刷業者に依頼をすることになるのです。印刷を依頼するにあたって知っておきたい基礎知識には、以下の項目があります。

2-2-1.ポスターのサイズ

まずは、どれくらいの大きさのポスターにするのかサイズを決めます。一般的なポスターのサイズは以下のようなものです。

  • A3(縦297×横420):選挙ポスターのサイズです
  • A2(縦420×横594)
  • A1(縦594×横841)
  • A0(縦841×横1189)
  • B3(縦364×横515)
  • B2(縦515×横728)
  • B1(縦728×横1030)
  • B0(縦1030×横1456)

ポスターのサイズは、内容や貼る場所によって決めましょう。また、自分でデザインデータを作る場合は、最初にサイズを決めることをおすすめします。同じデザインでもA3サイズとA0サイズでは見た目の雰囲気が異なるのです。また、大きなサイズを作るつもりで文字情報を詰め込みすぎると、サイズダウンするときに文字が小さくなり読むことができなくなることもあります。先にポスターのサイズを決め、実際にその大きさを想定してデザインを進めるほうが失敗もありません。

2-2-2.ポスターの素材

ポスターに用いる素材(用紙)はさまざまです。業者によって扱っている用紙が異なることもあります。一般的な素材をご紹介しましょう。

  • 上質紙:つやのないマットな薄い紙でコピーなどに用います。社内や事業所、学校内などの簡単な告知などに最適です。
  • 普通紙:発色がよく「白色」が強い用紙です。コピー用紙の1.5倍ほどの厚みがあります。
  • コート紙:表面にコート剤を塗っているのでなめらかでつやがある用紙です。写真を大きく使いたいポスターに向いています。また、コート紙には上質コート紙と中質コート紙があり、ポスターには上質コート紙を使用することが多いのです。ちなみに、選挙ポスターには「コート紙135」を使用しています。
  • マットコート紙:コート紙よりも光沢を抑えたのがマットコート紙です。つや感を抑え上品な雰囲気にしたいときに使用することが多く、高級な美術書や写真集などにも用います。また、コート紙よりも彩度が落ちるので落ち着きのある雰囲気になります。
  • フォト光沢紙:表面に光沢があるので写真がきれいに発色する用紙です。厚みもあるので写真を大きく使いたいポスターに適しています。
  • 半光沢紙:光による反射を抑えた半光沢の写真用紙です。フォト光沢紙よりも表面の光沢が抑えてあります。鮮明な印刷ながらも光沢が控えめなので上品なテイストのポスターを作りたいときに向いています。

また、雨にぬれることもある屋外用のポスターは、ポリプロプレン系の合成紙(ビニール系の紙)などを使用します。ポスター用紙を決めるときには、紙の特性を考えてデザインが映えるような用紙を選びましょう。

2-2-3.印刷の方法

ポスター印刷には、オフセット印刷とデジタル印刷の2種類があります。   

  • オフセット印刷:以前は「オフセット印刷」(平版印刷の1種)が主流でした。平版印刷は、油と水が反発する性質を利用したもので、凹凸のない版を使用して「輪転機」で印刷します。オフセット印刷は、印刷機が高価な上に色の調節も熟練の職人の腕が必要です。現在では、希少な美術品集など高品質な印刷物に用います。
  • デジタル印刷:デジタルで作ったデザインデータを、直接レーザープリンターやインクジェットプリンターなどで印刷する方法です。「版」を必要としないのでオフセット印刷よりも簡単に印刷できます。また、オンデマンド印刷(注文印刷)が可能で、仕上がりが早いのも特徴なのです。さらに、デジタル印刷の場合、デザインデータの修正が簡単にできるのでミスが見つかった場合も素早く対応できます。印刷数が少なくても対応できるのもメリットでしょう。

2-2-4.大体の価格と製作時間

ポスターの価格や製作時間は、業者によって差があります。また、用紙の大きさと素材・印刷枚数・納期などによっても異なるのです。自分でデザインデータを作らずに、業者に作ってもらう場合は、印刷料金+デザインデータ製作費用が必要になります。さらに、印刷の時間にデータ製作の時間がプラスになるのです。たとえば、株式会社マスプロックでは、普通紙のB3サイズは1,000円〜、コート紙は1,500円〜、写真画質光沢紙は2,000円〜などになっています。

3.ポスター印刷の前に決めておくこと

ポスターを作る前に決めておきたいことをまとめてみました。

3-1.紙の素材選び

「2-2-2.ポスターの素材」でご紹介したように、業者はさまざまなポスター用紙を用意しています。何となく好みや価格で決めないで、ポスターのデザインや用途に似合った素材を選んでください。

  • 商品や風景など写真の美しさを最大限に生かしたい
  • 高級感のある雰囲気にしたい
  • 文字だけなのでできるだけ安くしたい
  • 屋外に貼るのでとにかく丈夫な素材がいい

など、事前に最優先したいことを決めておきましょう。

3-2.サイズ、形状などの種類

「2-2-1.ポスターのサイズ」でもご紹介したように、デザインに取りかかる前にサイズを決めましょう。もちろん、どんな場所に貼るのかも想定してください。また、一般的にはポスターの形状は長方形ですが、短冊形や円形などのポスターもあります。ただし、形状ではなく内容を重視するのであれば長方形のほうが見やすいし値段も安いでしょう。

3-3.デザインはどうするか

デザインを決めるときのポイントをご紹介します。

3-3-1.デザインを決めるときの注意点

ポスターは「デザインを見るもの」です。しかしながら、ただ何となく見るだけではなく、書いてあるメッセージも読んでもらわなければなりません。宣伝効果があった、メッセージが伝わったという評価の声が高いのは「ポスターの本文が読みやすかった」デザインです。

  • 読みやすいフォント(文字の種類)と大きさ
  • 伝わりやすいキャッチコピーと文章
  • わかりやすい言葉(難しい専門用語やネットスラングなどではなく幅広い層が理解できる言葉)
  • 読みやすい配置

を重視しましょう。

3-3-2.カラーかモノクロか

ポスターは、カラー印刷とモノクロ印刷では料金が異なります。もちろんカラー印刷のほうが値段はアップするのです。カラーのほうが人目を引きますが、モノクロでも十分にメッセージが伝わる、カラーにする必要がないという場合は、モノクロ印刷で費用を抑えることができます。デザインを考える前に、どちらで印刷するかも決めておきましょう。

3-3-3.写真かイラストか

ポスターには写真やイラストを使うことが多いものです。自分でデザインデータを製作する場合は、自分(自社)で撮影した写真やイラストを用います。また、インターネットではポスターなどの商用目的で使用してもOKな「写真やイラストの素材」も無料・有料で入手できるので利用するのもいいでしょう。

写真を使用する際には「解像度」にも気を付けてください。大判のポスターを作る場合、写真データの解像度が低いと印刷に耐えられません。一般的にはA1〜A2くらいの大きさのポスターで150dpi〜250dpiが必要とされています。逆に、解像度が高すぎてもデータが重くなるだけでスムーズに印刷ができません。自分の作りたいポスターのサイズに最適な解像度を事前に業者に確認しておきましょう。

3-3-4.デザインを依頼したい

デザインソフトを持っていない、デザインができないという場合は、業者に依頼することもできます。デザインデータ製作から印刷までを行っている業者なら、ポスターの用途やサイズ、デザインのイメージなどを聞いて要望にそった作品を作るのです。使用したい写真やロゴ、イラストがある場合は、それらも業者に持ち込みましょう。

3-4.枚数と予算

一般的に、ポスターは1〜2枚印刷するよりも数十枚まとめて発注するほうが値段は安くなります。印刷を依頼する前に、予算と何枚印刷するのかも決めておきましょう。

3-5.注意点

ポスターを製作するときは、デザイン面ばかりが気になりがちです。けれども、自分でデザインデータを製作するにしてもプロの業者に依頼するにしても、基本情報が間違っていないか念入りに確認することが大切でしょう。

たとえば、イベントの告知なら日時・場所・アクセス・料金・参加方法などの情報が間違っていたら大変です。また、商品の宣伝で「詳しくはWEBへ」という場合は、URLに間違いがないかを確認しましょう。

4.ポスターの印刷業者選びのポイント

ポスター印刷業者に依頼をしたときの製作の流れ、業者を選ぶときのポイントなどをご紹介しましょう。

4-1.製作の流れ

一般的には、お客さまがデザインデータを業者に渡し印刷を依頼するか、デザインデータ作りから依頼するかの2通りになります。詳細は業者によって異なるので、株式会社マスプロックの注文から納品までの流れをご紹介しましょう。

  1. まずは、無料相談・お問い合わせフォームから、どのようなポスターを製作したいのかをご相談ください。
  2. 無料見積もりフォームに必要事項を書き込み送信していただければ、無料で見積もりをします。
  3. 見積金額にご了承いただけたら原稿の入稿方法を相談します。
  4. 原稿データ制作が可能なお客さまにはデータをいただき、不可能なお客さまには打ち合わせの上こちらでデータを制作します。
  5. ポスターを製作して納品します。

4-2.注文方法・見積もり

株式会社マスプロックでは、前項でご紹介したようにホームページの無料相談フォームや電話にて、ご相談や見積もりを受け付けています。デザイン・仕様・印刷・料金などわからないことは何でもお問い合わせください。もし、相談や見積もりを利用してもご希望に合わなければオーダーする必要はありません。お気軽にご利用ください。

4-3.業者選びのポイント

ポスター印刷業者は、何を基準に選んでいいのか迷ってしまうものです。そこで、業者を選ぶときのポイントをご紹介しましょう。

  • 印刷業者としての経験が長い
  • 顧客数や印刷物の制作数が多い(キャリアがある)
  • 無料で相談に乗ってくれる
  • 無料見積もりや問い合わせなどのサービスを行っている
  • 料金体系が明確

4-4.そのほか

「1回依頼して終わり」ではなく、何度か追加で注文する場合は、デザインデータを保存してくれる業者なら便利です。株式会社マスプロックでは、お客さまのデザインデータを無期限で保存します。そのため、「ポスターと同じデザインで今度はチラシを作りたい」などのご要望にも、すぐに対応することができるのがメリットです。

5.ポスター印刷〜よくある質問〜

ポスターの製作や印刷にかんしてよくある質問をご紹介しましょう。

5-1.ポスターのデザインについて

Q:宣伝したい商品名が英語です。ポスターには英語だけ入れればいいでしょうか?

A:デザインとの兼ね合いもありますが、英字だけだと読みづらいこともあります。また、宣伝したい商品の対象となる年齢層も考えてください。もし、中高年齢層がターゲットであれば、小さく「読みかな」を振ったほうがわかりやすいでしょう。

5-2.ポスターの素材選び

Q:インターネットで写真やイラストの素材集を見つけました。ダウンロードするだけなのですが、ポスターにするときの注意点はありますか?

A:素材サイトの「利用上の注意」をよく読みましょう。サイトによっては、商用使用はOKでもカメラマンやイラストレーターのクレジット(名前)掲載が必要な場合があります。ほかにも、利用上の条件などが細かく書いてあるので面倒でも最後まで目を通すようにしてください。さらに「3-3-3.写真かイラストか」でご紹介したように、画像の解像度も確認しましょう。

5-3.デザインデータについて

Q:自分でデザインデータを作ることができません。業者にはどのように希望を伝えればいいでしょうか?

A:株式会社マスプロックでは、格安でデザインデータを作ります。「こんな感じにしたい」というイメージがあれば、ラフスケッチでかまいませんのでご希望をお伝えください。使用したい写真やイラスト、ロゴがあれば、渡していただければデザインに反映しご希望のデザインに仕上げます。

5-4.デザインデータのソフトについて

Q:自社でポスターのデザインデータを作ります。どのようなソフトなら印刷できるのでしょうか?

A:業者によっても異なります。株式会社マスポロックではアドビのインデザイン・フォトショップ・イラストレーター・ページメーカー、マイクロソフトの、ワード・エクセル・パワーポイントなどです。詳細はこちらをごらんください。

5-5.文章について

Q:ポスターに文章を入れます。「読みやすくするコツ」を教えてください。

A:まずは、行間を詰めすぎないように気を付け、適度に「間」を開けましょう。箇条書きにするときには、頭に「■」「・」などを付け、「文字よりも外に出す」と読みやすくなります。そして、1つの文章が長すぎると読みにくくなるので、できるだけ短く簡潔に伝えるようにしましょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。ポスターを業者に依頼する方法がおわかりいただけたかと思います。ポスターは人目に付くので宣伝・告知効果を得ることができるツールです。デザインやレイアウトにこだわって作りたいものですが文章の読みやすさなども忘れないでください。デザインをする前には、サイズや枚数など事前に決めるべきことをきちんと決めてから取りかかると失敗もせずスムーズに進みます。デザインから印刷まで業者に依頼するときには、知識が豊富で信頼できる業者を選んでくださいね。


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