飲食店における正しいおしぼりの渡し方・渡す順番・向きについて


「おしぼりはいつ渡したらよいのか」、飲食店スタッフとして働いている人は悩むでしょう。
おしぼりの渡し方によっては、お客さまが不愉快な思いになってしまいます。
居心地のよい、サービスが行き届いている飲食店にするためにも、おしぼりの渡し方を把握しておきましょう。
おしぼりの渡し方はもちろん、渡す順番や渡す向き、注意点について説明します。
おしぼりの渡し方について知りたい人は、ぜひチェックしてくださいね。

目次

  1. おしぼりの渡し方
  2. おしぼりを渡す順番・渡す向き
  3. おしぼりを渡すときの注意点
  4. まとめ

1.おしぼりの渡し方

あなたは、きちんと正しい「おしぼりの渡し方」をしているでしょうか。
間違ったやり方をしないためにも、正しいおしぼりの渡し方をマスターしてください。
おしぼりの渡し方は、接客マナーの基本になります。

1-1.丸まったおしぼりを広げて渡す

最近は、テーブルに着席したとたん、温かいおしぼりを渡してくれる飲食店が増えてきました。
ビニールに包んでいるおしぼりをそのままテーブルに置くところもありますが、基本はおしぼりを手渡しします。
ほとんどのおしぼりは、丸まっているでしょう。丸まったままのおしぼりを渡すのはNGです。
お客さま自分で広げなければなりません。それでは、手間がかかってしまいます。
スタッフが丸まったおしぼりを広げ、お客さまに渡してください。
広げたおしぼりを二つ折りにして渡すとよいでしょう。
渡すときは、折り目がお客さまのがわになるよう工夫してください。
なぜなら、折り目がついている方がととりやすく、使いやすいからです。
また、熱くなっているおしぼりを冷ますことができますよ。

1-2.おしぼりを渡すときは「笑顔で」

どれだけ店内が忙しくても、やってくるお客さまにとっては関係ないことです。
ほかの用事でいっぱいいっぱいでも、1人のお客さまに対し、丁寧な対応を心がけてください。
おしぼりを渡すときは、お客さまの顔を見て笑顔で渡しましょう。
自分がお客がわで考えてみてください。
不快な顔、怒っているような顔をしながらおしぼりを渡してくるスタッフを、あなたはどのように思いますか?
せっかくお店に入ったのに、最初から嫌な気持ちになるでしょう。
これから食事を楽しみたいときなのに、残念な気持ちになってしまいます。
お客さまが心地よくなるように、笑顔は接客マナーの基本ですよ。
ぜひ、心がけておいてくださいね。

1-3.フィルムに入っているおしぼりの渡し方

フィルムに入っているおしぼりの場合、渡し方にも工夫があります。
まず、フィルムの先端を破ってください。そして、フィルムを少し下げましょう。
下げると、おしぼりの部分が出てきますよね。
少し出たおしぼりの部分を、お客さまにとってもらってください。
飲食店スタッフは、自分の手がおしぼりにつかないよう気をつけなければなりません。
潔癖傾向のあるお客さまは、おしぼりが他人の手に触れることを嫌がります。
そのため、できるだけ「新鮮なおしぼり」であることをアピールしなければなりません。
フィルムの部分をつかんでおけば、直接手で触れることはないでしょう。

2.おしぼりを渡す順番・渡す向き

2-1.おしぼりを渡す順番は?

おしぼりの渡し方は、「渡す順番」にも気をつけなければなりません。
飲食店の席は、上座・下座が決まっています。
もちろん、会社の上司や年配の人など、地位が高い人ほど上座に位置しているのです。
日本食中心の料亭などは、年配男性・女性からおしぼりを渡していきます。
そして、若い男性・女性の順番になるでしょう。
しかし、最近は、「レディーファースト」として、女性からおしぼりを渡す飲食店が増えてきています。
そのため、おしぼりの渡し方は、基本的、飲食店によって異なるのです。
飲食店の雰囲気や料理の値段、伝統、コンセプトによって決めるとよいでしょう。
高級料亭は、年配男性・女性からが適しています。
しかし、居酒屋や一般的な飲食店は、レディーファーストで女性からおしぼりを渡すところが多いです。

2-2.おしぼりを渡す向きは?

おしぼりを渡す際、向きはどのようにすればよいのでしょうか。
最初に説明したとおり、おしぼりを渡すときの向きは、折り目の方になります。
折り目の方が、おしぼりの真ん中をとってもらえるのです。
向きを考えるとき、「いかにお客さまが使いやすいかどうか」が大きなポイントになるでしょう。
渡す向きは、お客さまが使いやすいかどうか考えることが大切です。
おしぼりを渡すときは、おしぼり専用の受け皿を用意して、丸めたまま出すケースもあります。
お客さまのタイミングで、おしぼりを使ってもらう方法です。
しかし、丸めたまま出す場合は、ビニール袋から出さなければなりません。
ビニール・フィルムに入っているまま出すと、失礼になりますよ。

3.おしぼりを渡すときの注意点

3-1.おしぼりを2本出すとよい印象になる

基本的に、おしぼりは1本でよいと思うでしょう。
けれども、最近はおしぼりを2本出す飲食店が増えてきました。
より、お客さまへのおもてなしをするため、テーブルについたとき、食事が終わるときの2回にわけておしぼりを出すのです。
食べもの・飲みものをこぼすことが多い子供は、おしぼりがいくつか必要になるでしょう。
後で「おしぼりください」と頼むより、お客さまの様子を見て出した方がスマートですよね。
「すごく気が利くお店だ」と、お客さまの印象もよくなります。
余分におしぼりの数を用意して、2回にわけておしぼりを出すのも1つの方法ですよ。
また、お客さまがテーブルについていないときに、おしぼりを渡すのは絶対にやってはいけません。
きちんと席につくのを確認してから、おしぼりを渡してくださいね。
おしぼりを渡すときの「タイミング」も、とても大切なポイントになります。

3-2.子供に渡すときの注意点

おしぼりを渡すのは大人だけではありません。
大人と一緒に子供が来店したとき、子供にもおしぼりを渡すことになるでしょう。
子供におしぼりを渡すときは、「やけど」に注意してくださいね。
子供は、大人よりも熱さに敏感です。大人が大丈夫な熱さでも、子供の皮膚にとっては熱いと感じる可能性があります。
子供に渡すときは、2~3回おしぼりに空気を入れて冷ましてください。
また、大人用とは違うところで保温するとよいですよ。
おしぼりの保温ボックスもさまざまな種類があるので、ぜひチェックしてください。
大人に子供用としておしぼりを渡す方法もあります。
ときと場合によって、渡し方に工夫してくださいね。

4.まとめ

おしぼりの渡し方や渡す順番・向き、渡すときの注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
飲食店の代表や店長と話し合いながら、最適なおしぼりの出し方を考えてくださいね。
おしぼりの出し方によっては、飲食店の印象が変わります。
とても重要なことですよ。

  • 丸まったおしぼりを広げて渡す
  • おしぼりを渡すときは「笑顔」で
  • フィルムに入っているおしぼりは、出してから渡す
  • おしぼりを渡す順番は飲食店によってさまざま
  • おしぼりを渡す向きは、折り目がついている方にする
  • テーブルについたとき、食事が終わるときの2回おしぼりを出す
  • 子供に渡すときは「やけど」に注意する

以上のポイントは、要チェックです。
チェックポイントを踏まえつつ、正しいおしぼりの出し方を心がけましょう。
実践している出し方が間違っていないかどうか、再確認してくださいね。


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